例えば、1年後。文章力や表現力がついて思ったことをそのまま表現でき、文章で人を惹きつける力すらついたとします。でも、そんな1年後の自分でも、今の自分より上手く書けないものがあります。
今この時感じている気持ちを一番リアルに文章にできるのは、今の自分
1年前の感情を思い出せますか?出来事はなんとか思い出すことができても、そのときの感情や感覚を思い出すのは難しいことです。
もしも1年後に文章力や表現力がついたとしても、1年前の気持ちをリアルに表現するのは難しいでしょう。たとえ拙い文章だとしても、今の気持ちを文にこめることができるのは今だけです。
その時に周りで起こった出来事や置かれている環境、自分の心の状況など、様々な要素がまざりあった結果、感情が生まれます。それは、その時にしか生まれないものだし、全く同じ感情は二度と生まれません。だからこそ、それを表現して残しておかないのは勿体無い。
初心者のことは、初心者が一番わかる
もう1つ、今のことを今書いたほうがいい理由。それは、初心者のことは、初心者にしか書けないということです。
例えば自転車。
大人になった今の私は、何にも意識しなくても自転車に乗れてしまいます。どんなところが上手くいかなくて、どういう工夫をし、何に気づいて乗れるようになったかは、今となってはもう思い出せません。
何かを始めたとき、「できるようになったら、ブログに書こう」と思いがちです。しかし、始めたばかりのときのことを、臨場感をもって伝えられるのは、始めたばかりの今です。
まとめ
進化の過程をブログにしていい、というのは、ブログ塾で教わったことでもあります。
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ブログを書いて他人の目にさらすという行為には、様々な心のブレーキが働きます。
こんなこと書いて、誰かの役に立つのかな
こんかこと書いたら、馬鹿にされないかな
こういう思いにかられると、ついつい
もっと知識が増えたら書こう
もっとできるようになってから書こう
もっと文章力が上がったら書こう
としてしまいがちです。
でも、今書かないと、もったいですね。
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