叱られることも才能だ -「叱られ力」を身につけよう-

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仕事で叱られたり、注意されたりすると、「自分はなんで仕事ができないんだろう」といつも凹んでいました。そしてここから、自分はなんで力がないんだろう、という自己嫌悪に陥るのがかつての私のパターンでした。

でも、最近気づきました。自分には、むしろ「叱られ力」という力がちゃとあるのだと。

例えば、ある仕事をするのに10点のことが必要だったとします。1人で10点だせるならいいのですが、人には得手不得手があり、なかなかそうはいきません。だから、6点分を自分でやり、4点分は人に助けてもらったりします。

それでも、自分としては6点やっているつもりでも、人から見ると実は3点をだったりすることもあります。そういうときに、それに気づいた周りの人から注意されたり、叱られたりするわけです。

気づいた周りの人からすると、3点足りないところを注意するかどうか、選択することになります。でも、それってなかなか言いづらいもの。特に、目上の人とか、注意すると逆に食ってかかってくる人とか、言い訳ばかりする人とか、泣いちゃう人とかに対しては尚更です。それに、注意すること自体もエネルギー使います。だから、わざわざ注意したり叱ったりしない場合もあります。

では、注意しやすい人ってどんな人でしょうか。

それは、

  • 注意を素直に聞く
  • 注意によって改善の余地がある
  • 日頃の関係から、言いやすい

という人だと思います。

特に、普段からある程度の関係性を築けていない人に対しては、なかなか言いづらいです。

注意されたり、叱られなかったらどうなるか?

10点必要な仕事が、7点しかできないことになります。これは困ります。逆に、注意してもらった人は、最後はちゃんと10点になります。この差は大きいです。

だから、人から注意されたり、叱られたりすることって、結果を出すために必要な一つの力なんだと思います。

だから、凹む必要ないですね。ちゃんと10 点にできたのですから。