2023年の年末年始、台湾の台北市に旅行に行き、たくさんのクラフトビールを飲んできました。台北にも素敵なクラフトビアバーがたくさんありました。今回の旅で私が行ったビアバーを紹介します。台北に行った際に、ぜひ行ってみてください。
Beer Rush Taproom
最寄りは忠孝敦化駅。隣の忠孝復興駅との間にあります。私が泊まっていた南京復興駅からも20-30分歩くと行けます。私は南京復興から歩いて行きました。
お店の外観。
入り口付近にカウンターとソファー、奥に大きめのハイテーブルが2つとカウンター席。プロジェクターでサッカーの試合を流していました。
この日提供されていたのは全部で11種類。台湾内外のクラフトビールです。
台湾のブルワリー、Ugly Half Beerの”R&D79 蘇趴拉西 Cloudy IPA” (Subarashii Superdelic Cloudy IPA)。
同じく、Ugly Half Beerの”R&D78 Magic Porter aka MP”。コーヒー豆、ココア、乳糖を使ったビール。
アメリカのカリフォルニアのブルワリー、Faction Brewingの”Penske File Pale Ale”。アメリカ産のMosaicとEkuanotというホップを使ってドライホッピングしたペールエール。
ベルギーのブルワリー、BROUWERIJ DE BRABANDEREの“BAVIK SUPER PIL“。
対応してくれた店員さんは英語のほか、日本語も少し話せる方でした。英語、日本語を組み合わせて、ビールについて親切に説明してくれました。また、台北でおすすめのビアバーも教えてくれました。旅行先で美味しいビールが飲めるお店を知るには、現地の店員さんに聞くといい情報を教えてくれることが多いです。
XIXI Taipei
場所はBeer Rush Taproomのすぐ近く。黄色く光る看板が目印です。
お店の外観。暖簾にカタカナで、クラフトビールの文字。
それもそのはず、こちらのお店では、主に日本のクラフトビールが提供されています。一部台湾のビールもありました。
埼玉県川越市にあるCOEDO BreweryとオーストラリアのBright Breweryのコラボビール、”DDH Hazy IPA”。ホップはオーストラリア産のギャラクシーのみを使用。COEDOでは珍しいダブルドライホッピング(DDH)したビール。
台湾のTaihu Brewingの”Guava Lemon Formosawa”。程よい酸味のあるビール。
食事も日本食ですので、日本食が懐かしくなってきた人にはうってつけですね。写真はタコさんウィンナー。日本人心をくすぐります。
ちなみに、このお店の日本の支店、XIXI TOKYO が代々木にあり、そちらでは台湾のビールが飲めるそうです。
Taihu Da’an(啜飲室 大安)
台湾のブルワリー、Taihu Brewingのタップルームが台北に四つあり、そのうちの忠孝復興駅付近にあるお店です。
カウンター前にはずらっとビールタップが並んでいます。
Taihu Brewing のビールが色々飲めます(残念ながら、メモを失念し、ビール名がわからない写真です。すみません、、、)
Taihu xinyi(啜飲室 landmark)
こちらもTaihu Brewing のタップルームです。市政府駅のすぐ近くで、周りにはショッピングセンターがたくさんあるので、買い物帰りに立ち寄ると良さそうです。
席は全て外にあり、立食形式です。
この日提供されていたビールはTaifu Brewingのビールを中心に、14種類。
日本産の柚子を使ったYUZU IPA。柚子の香りがいい感じ。
Taihu IPA。日本のビールイベントにTaihuが出店していた時に飲んだことありますが、現地で飲みたかったやつです。
ビザなどのフードもありました。この日は昼食後に行ったので食べませんでしたが、次回はピザとビールもいいですね。
ちなみに、Taihu Brewingは、東京の飯田橋にもTaihu Tokyoというお店があり、こちらでTaihuのビールと台湾料理を楽しむことができます。
Learn Bar
東門駅付近にあるLearn Bar。
こちらもカウンター前にずらっとビールタップが20個以上並んでいます。全部台湾のビールとのことです。タップの上には、縦軸にIBU(苦味成分量を表す単位)、横軸にABV(アルコール度数)を表す座標があり、そこにそれぞれのビールがマッピングされていました。わかりやすいですね。お店には2名用ハイテーブルが十数個。冷蔵庫に缶やボトルもあり、テイクアウトもできました。
台湾のFloating Light BrewingのEarl Grey Tea Beer。強すぎないアールグレイの香りと、控えめな甘さ。
BeerCat(碧耳貓)
中山駅から徒歩で行ける距離にあるBeerCat(碧耳貓)。入り口には6人用テーブルが3つ、奥にカウンター。
ビアタップはカウンターの奥にありました。
喵PA。喵ってどういう意味かと調べたところ、猫の鳴き声を表すようです。
カウンターの中には箱の中に猫らしきものがいました。本物かどうかはちょっと分からず、でしたが、猫好きと思われるお客さんが愛しそうに見つめていました。
Floating Taipei(漂浮台北)
中山駅と北門駅の間くらいにある、Floating Taipei。
カウンターが広く、プラス四人テーブルが三つほど。こちらもカウンターからずらっとビールタップが見えます。
Floating Light BrewingのRose Berry Ale。酸味が優しく、甘さと良いバランスです。
Jim & Dad’s Taproom & Bottle Shop(吉姆老爹 台北大稻埕店)
Floating Taipeiから歩いてすぐのところにある、Jim & Dad’s Taproom & Bottle Shop。Jim & Dad’s BrewingのTaproomです。
キャッシャー前にビアタップ。1Fは2名用テーブルが1つだけで、あとは2Fのようです。1Fが空いていたので1Fに陣取りました。
Jim&DadのEgret Black Tea Weizen。白鷺紅茶を使ったビールです。白鷺とはお茶の品種で正式名称は台茶17号というそうです。
Mikkeller Taipei (米凱樂啤酒吧)
Jim & Dad’sからさらに徒歩ですぐ近くにある、Mikkeller Taipei。つまり、Floating TaipeiとJim & Dad’sとMikkeller Taipeiの3つは、すぐ近くにあるのでハシゴできます。Mikkeller Taipeiは、デンマークに拠点を置くMikkellerのタップルーム。日本にも渋谷や神田にタップルームがあります。
Taiwan Head Brewersの酸心酸的滋味という名前のサワーエール。つまり、酸味のあるビールです。
1Fは立ちカウンター。実はこの日は午後3時という明るいうちから飲み始め、このお店が6軒目。さすがに1杯で帰ろうと思っていたところ、カウンターにいたルクセンブルクから来たというご夫婦と、タイから来たという三人組、熊本から来た日本人1名と話が盛り上がり、ここからさらに2杯くらい飲みました。こういう出会いがあるところが、ビアバーの素敵なところです。
まとめ
台北にはたくさんのクラフトビールのお店がありました。今回の旅行にあたり、SNSで多くの友人が台北のビアパブ情報を教えてくれ、その情報を基に巡りました。教えてくれた方々、ありがとうございました。ここで紹介したお店以外にも、まだまだクラフトビールのお店はたくさんあるようです。次回の台北旅行の時には、それらのお店にも足を運びたいと思います。
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