「100点じゃないとダメ」という思考をやめる

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ここ最近、悶々とした気分が続いていました。やりたいことが満足にできていない感覚であったり、何も人生が前に進んでいない感覚であったり、なにか満たされない感覚であったり、そういった感覚が渦巻いていました。そんな中、久しぶりにライフコーチ、大下千恵さんのコーチングを受けたことで、悶々とした気分の原因がわかりました。原因は、私の持病である「100点じゃないとダメ」病でした。

ちゃんと出来ないことに悶々とする日々

最近の私はブログでもボヤいているとても忙しい日々を過ごしています。担当する仕事のいくつかが同時にピークを迎えており、毎日遅くまで働いています。そんな中、今年の年初からは英語スクールに通い始めています。そのスクールは宿題をたっぷりと出すところで、その宿題にも追われています。また、ブログの毎日更新にも挑んでいます。

そういう生活をしていると、当然ながら時間がたりません。仕事も遅れがちだし、英語も宿題をおえられないし、ブログもやっつけ記事しか書けません。趣味のビールにおいても、これまで週末は必ずビールを飲みに行っていたのですが、最近はその時間もなく、週に1日くらいしかビールも飲んでいません。

100点じゃないとダメ?

しかし、現状を別の角度で見てみると、こういう見方もできます。仕事は遅れながらも何とか前に進めています。英語はそもそも英語スクールに通い始める、という行動を取ることができいます。毎日会社の行き帰りの時間だけは、英語を聞いています。ブログの毎日更新もできています。できていることは確実にあるのに、それらから満足感を得られていいません。どれもできていないことに注目し、そこにフラストレーションを感じています。私の思考癖である、100点じゃないとダメ、という考え方にハマってしまっています。

今は多忙な時期として諦める

現状、仕事が繁忙期であることは仕方ありません。仕事には山谷あるものです。にも関わらず、英語の宿題も完璧にやり、ブログもきちんとした文章を書く、というのは無理があります。そこで、これらについて100点以外の目標値をつけることにしました。

まず英語については、単語、構文、リスニングといくつかある宿題のうち、単語だけに注力することにしました。そして、1日の行動計画をたてて、勉強する時間としなくていい時間を決めました。かつ、最低限勉強する時間を1時間に設定し、かなりハードルを下げました。

やってみてどうだったかというと、英語は2時間勉強することができました。1時間を終えた時点で、あとはやる分だけプラスになるので精神的には楽でした。あと少しだけやろう、を積み重ねて2時間になりした。これまでは、「残りのすべての時間を英語に費やさないと、怠け者である」と考え、それができない自分に罪悪感を感じていたので、それと比べると随分と精神的な負担は減りました。

とはいえ、長らく癖として持っている「100点じゃないとダメ」は、簡単には消えていないようで、ときおり「いや、もっとやらないとダメなのではないか?」とか「単語以外も勉強しなくて本当にいいのか?」という思いが湧いてきました。今日は何とかそれに支配されないようにして過ごしました。癖をなくすためには、もう少し練習が必要そうです。