2023年の夏休みは、2泊3日で長野県松本へ。初日は安曇野で、美術館巡ったり、ビール飲んだり、雨に降られたりの一日でした。
新宿から安曇野初訪問
前日の金曜日はうっかり夜遅くまで飲んでしまった夏休み初日の土曜日。なんとか起きて、新宿から9:00発の特急あずさに乗りこみ、松本へ。
松本から11:43発リゾートビューふるさとへ乗り換え。乗り換え時間4分と短いことが心配でしたが、目の前のホームだったので問題なく乗り換えられました。
リゾートビューふるさとの車両は窓が大きく開放的。そんな車両は田園風景の中を進んでいきます。田園風景、のんびりした気分になっていいですね。
改札を出たロータリーのところに、安曇野の地下水が汲めるところがありました。
この日は炎天下。ありがたくお水をいただきました。ちなみに、私は最近マイボトルを購入し、少しでもペットボトルの消費を抑えようと小さく心がけています。
駅前にある観光情報センターで、駅近辺のお店の情報や周遊バスの情報を集めます。
信州にきたからには、蕎麦が食べたい。ということで、そこから徒歩ですぐのところにある、田舎家へ。
もり蕎麦大盛り。カツオの香りがよく聞いたツユでいただきます。
参拝後、穂高駅ロータリーにもどり、ここからあづみ野周遊バスに乗ります。一日券¥1000。ルートは3系統あり、1日2〜6便。西回り・ちひろ線に乗りました。
安曇野ちひろ博物館で、絵本の世界へ
バスは田園の中を進んでいき、駅から20分ほど走ったところにある、安曇野ちひろ美術館へ。絵本画家である、いわさきちひろさんの作品を展示している美術館です。
展示室では、戦前に生まれ、戦後に絵本画家として活躍した、いわさきちひろさんの生涯とその作品たちを見ることができます。
外には、安曇野ちひろ公園があり、黒柳徹子さんの窓ぎわのトットちゃんにでてくる電車の教室を再現した車両があります。
安曇野ちひろ公園は広々としていて、ところどころに小さな椅子が置いてありました。都会の雑踏に疲れた今日この頃。ゆったりと椅子に腰掛け、何をするでもなく、しばし時に身を任せます。
雨の碌山美術館へ
ちひろ美術館に2時間弱滞在したのち、行きに乗った周遊バスの逆回り、西回り・アルプス公園線に乗って穂高駅に帰ります。
その穂高駅から徒歩で10分ほどのところにある碌山美術館へ。日本近代彫刻の扉を開いた荻原守衛(碌山)の作品が展示されています。
彫刻に全く縁が無い私ですが、たまには芸術に触れるのもよいですね。
とか言っている間に、さっきまで晴れていた天気が一転、凄まじ雷雨になりました。まるで東南アジアのスコール。
とはいえ、夕飯のお店を予約していたので、ずぶ濡れになりながら、穂高駅に戻ります。
予約していたのは、穂高駅のロータリーにある、安曇野ブルワリー。ここでビールを作って提供しています。
安曇野ブルワリーのオリジナルビールの飲み比べセットを注文。左から、ブルーベリービール、安曇野エール Sui、安曇野フルーツエール。
ホップを使ったピザ。ホップの苦味がアクセントになっています。
ここで駅に様子を見に行くと、なんと電車は大雨の影響で止まっているとのこと。松本に行ってもう一軒飲むという予定はあきらめて、電車が動くまでここで過ごす決意を固め、カレーを注文。
南風セゾンは、ジャパン・グレート・ビアアワーズという日本のビール審査会の、フリースタイルライトエール部門で金賞を取得されたようです。残念ながらこの日はありませんでした。
しばらくして駅に様子を見に行くと、電車はもうすぐ動くとのことで、駅に止まっている出社の中へ移動。待つこと1時間でようやく松本へ移動できました。
この日は松本駅から10分ほどにあるビジネスホテル、ザ・セレクトン松本に宿泊。
初日から電車が止まるという想定外の出来事がありましたが、運良く駅前にブルワリーがあり、運良く事前に予約していたので、快適に過ごせました。これはこれで良い思い出になりました。