鎌倉の銭洗弁財天宇賀福神社で、お金への執着を洗い流す

鎌倉にある銭洗弁財天宇賀福神社に行ってきました。湧き水でお金を洗うと何倍にもなって返ってくるというこの神社で、お金への執着を洗い流してきました。

場所はJR鎌倉駅から徒歩25分と、やや離れています。

着くと、入り口は岩壁をくりぬいたトンネルになっています。

トンネルを歩いて行くと、パッと視界が広がり、いくつもの鳥居が現れます。トンネルの先の異次元の世界に来たような、不思議な感覚に襲われました

まずは、ザル、ロウソク、線香を百円で購入します。

ロウソクと線香に火を付け、お供えします。

そして、いよいよ銭洗です。ここのお水でお金を洗うと何倍にもなって戻ってくると言われています。周りを見てみると、小銭をだけでなくお札を洗っている人もチラホラいました。

何倍にもなるなら、元は多い方がいいのでは?ということで、奮発して一万円札を洗ってみました。

お札に水をかける機会はなかなかないですよね。やってみると結構、躊躇します。そしてこの躊躇する気持ちは、お金に対する執着心から来ていると思います。ただの紙のはずなのに、濡らすことを躊躇するほど、大切なものとして意識しているようです。本来、大切なのはお金そのものじゃなくて、それを何と交換するか、のはずなのですけどね。洗っているうちに、そういった執着心が軽くなった気がします。

さて、洗ったお金はどうするかというと、始めは大切にしまっておこうと考えてたのですが、どうやら違うようです。洗ったお金は、大切に「使う」ことで、お金がまわってくるそうです。

えーっと、一万円も洗ったので、これを使うってことですね、、。しかも、大切に。確かに、せっかく洗ったお金なので、無駄には使いたくない、という感覚になります。となると、さてこの一万円をどう大切に使うか、ということを考え始めます。そしてこれは、何を大切にするかを考える、ということになります。

例えば、銭洗弁天から歩かずにタクシーで帰る、という使い方もあるかもしれません。でも、私の場合はこれはただの無駄遣いのように感じられます。かと言って、誰かへの贈り物を買う、というのも何となく違う気がします。なぜなら、洗ったお金を使うことには、お金は巡り巡って返ってくるという考えがあり、そういう目的のために贈り物を買うというのは、私は違和感を感じるためです。

となると、好きなこと、楽しいことに使うのが一番良いように感じます。そして、私の場合は、「食」になります。私にとって美味しいものを食べたり飲んだりするのは、大切なことだということを再認識しました。

ということで、洗った小銭で、鎌倉ビールの星(ペールエール)。いつもより美味しく感じました。

残りのお金も、何か美味しいものを食べるために使おうと思います。

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こばだい