前に読んだ、ちきりんさんの本「自分の頭で考えよう」によると、ものごとを決めるのには、情報のほかに、「意思決定プロセス」が必要です。これがないと、いつまでたっても決まりません。
私たちがなにかを決めるときには「情報」とは別に「意思決定のプロセス」が必要です。たとえば、ある洋服を買おうと思ったけれど価格を見て買うのをやめたとしましょう。その意思決定ができるのは、「その洋服の価格」という情報を集めたからではなく、「この質、このタイプの服に関しては、1万円以下でないと私は買わない!」という意思決定プロセスを自分の中にもっているからです。
今日、これを思いっきり反省すべきことがありました。髪が伸びてきたので、新しい美容院を探したところ、なんと一時間半もかかってしまったうえに、結局決められませんでした。。はっきりいって時間の無駄です。これも、意思決定プロセスを始めにきめていなかったためです。
本来、こうすればよかった・・・
まず、場所。自宅の近くにするのか、職場の近くにするのか、ターミナル駅にするのか。
次に、値段。安すぎず、高すぎない、妥当な価格をいくらとすべきか。
最後に、こだわりのポイント。私の場合、「メンズカットに慣れているとこ」
これでネット検索すれば、あっというまに決まったはずです。それを、ネットサーフィン的に、自宅の周りで調べたり、職場の周りで調べたりし、良さそうな美容院のウェブサイトを閲覧したけど、値段が高くてどうしようか迷ったり、手頃な値段と思っても、メンズカットのサンプル写真がなかったり・・・。で結局一時間半。反省。