2020年の夏休みは、コロナ自粛の影響で旅に出るのも気が引けたため、どこにも行かずに過ごすことにしました。とは言え、毎日ダラダラと過ごすのももったいない。そんな中、ふと思い立ち、ウォーキングでどこまで行けるかを試してみることにしました。
スタート地点は日本橋
スタート地点として分かりやすいのは、やはり日本橋だろうと思い、まずは自宅から日本橋まで約40分ウォーキング。ここからひたすらに南下して行きます。
日本橋から国道1号をひたすら南下、と思ったら道の名前は国道15号。実は、国道1号は日本橋の橋から南下してすぐにある日本橋交差点を右折する必要があったようです。ということは後から知ったので、今回は国道15号をひたすら南下することにしました。
日本橋から15分くらいで、早くも銀座まできました。日本橋-銀座って近いんですね。多くの店がまだ開店前のため、人通りの少ない銀座の街を歩いて行きます。
1934年創業の老舗ビヤホールである、ビヤホールライオン銀座7丁目店の前を通り過ぎます。
さらに南下して、新橋へ。アサヒ スーパードライを美味しく注ぐお店、新橋DRY-DOCKの前を通過。これ以外にも、日本橋-新橋間はビールが美味しいお店がたくさんありますが、今日の目的はそこではないので通過。
途中、こんなものを発見。乗り捨てできるカーシェアリング、だそうです。自転車のシェアリングはありますが、その車版のようです。便利そう。
昨年はこの近辺で開催される講座に通っていたので、ここのHUBにはよく行きました。
さらに歩いていくと、JR山手線の新駅、高輪ゲートウェイ付近を通過します。この辺りは再開発中ということで、建物がまばらです。
ここから、国道15号線はJR線から離れて、京浜急行と並走します。
品川駅は港区であることを実感
JR東海道線に乗っていると、品川の次は川崎です。なので、品川駅を通り過ぎたら「次はいよいよ川崎か」と思い、そろそろ多摩川を渡るような気分になってきました。日本橋から1時間30分で品川まで到着し、「川崎、結構近いじゃん」というモードだった私の考えがとっても甘かったことに、ここから気づかされます。
まず第一の誤算は、「品川駅は港区である」という点です。鉄道トリビアでは有名ですよね。ちなみに、同じようなトリビアとして、「目黒駅は品川区である」というものもあります。品川駅を通り過ぎた時点で、そろそろ川崎モードになっていた私ですが、そもそも品川駅は港区なので、ここから品川区を縦断する必要があります。これが、結構長い。JRでは大井町駅が品川区、京浜急行では、「北品川」「新馬場」「青物横丁」「鮫洲」「立会川」「大森海岸」が品川区です。
大きかった、大田区
今回のウォーキングで印象的だったことの1つ。それは「大田区は、大きかった」ということです。やっと品川区を抜けた後に待っていたのは大田区。JRでは大森と蒲田。京浜急行だと大森海岸から六郷土手までの7駅が大田区です。品川区から大田区に入ってから、歩いても歩いても大田区。
お昼ご飯を食べるために、国道15号をはずれて、駅前の商店街へ。
やっと、多摩川にかかる橋、六郷橋が見えてきました。川崎は目の前です。
やっぱり細長かった、川崎
私は小さい頃から長い間、川崎市民だったので、街並みは何となく慣れた雰囲気が漂います。そんなことを考えながら歩いているうちに、京浜急行の鶴見市場駅が見えてきました。つるみしじょう、じゃなくて、つるみいちば、だそうです。
あれ、、鶴見ってことは、もう横浜市?まだ鶴見川渡っていないけど、、。と思いながら周りを見渡して見ると、お店の看板に書いてある電話番号は横浜市の番号。川崎市はいつの間にか通り抜けていました。やっぱり細長いことを実感。そして、鶴見川が川崎と横浜の境と思っていましたが、そうじゃない所もあることを初めて知りました。
総持寺入口。親戚の墓参りに何度か来たことがあります。
日本橋から24キロの表札。気分的にはもっと歩いてる気がしますが、24kmだそうです。
さらに歩くと、キリンビール生麦工場。水分補給したい気持ちをぐっと抑えて、さらに歩きます。
もう少し頑張れば横浜駅だったのですが、途中から感じていた右脚首の痛みが、この辺りでかなり強くなってしました。右足を引きずらないと歩けなくなってきたので、残念ながら、この近くにあったJR新子安駅でウォーキング終了。
Nike Runingアプリによると、家から32km。iPhoneの歩数計によると40,000歩の旅でした。
ウォーキング後は電車で横浜駅へ。そごうの隣にある、スカイスパでゆったり。1日の疲れと垢を落としました。
まとめ
炎天下の中のウォーキングとなりましたが、色々考え事をしたり、逆に無心になったり、初めて訪れる場所を楽しんだり、新たな発見があったりと、なかなか楽しい時間でした。これは癖になりそう。また行き先を変えてやってみようと思います。今回のキロ数を超えを目指します。次回は一眼を持っていくのも楽しそう。