ランニングで感じた「マインドフルネス」

マインドフルネス

最近盛んに言われてきているマインドフルネス。googleなど、数多くの企業が取り入れています。私も寝る前に瞑想するなど、目下取り組み中です。

 

今参加しているツナゲルアカデミーの第二講にゲスト出演した佐々木俊尚さんがお話のなかで運転中のマインドフルネス状態についお話されていました。

 

佐々木さんは現在、東京・軽井沢・福井の三拠点生活をされているそうで、拠点間の移動にかかる時間が多いそうです。そんな移動時間の過ごし方について、「運転中はマインドフルネス状態になれる大切な時間」とおっしゃっていました。運転中は、スマホもテレビもみられません。ただひたすら運転するという状況により、ある種のマインドフルネス状態のなり、新しいアイデアなどが浮かぶそうです。

 

マインドフルネス・ランニング

スマホも見れない、テレビも見れない、ただ、今に集中する、という状態はランニングも同じです。

最近私はジム通いを続けていますが、今日はマインドフルネスを意識してランニングしてみました。

 

これが、とてもいい感じです。

 

ランニングマシーンにはテレビがついていますが、これは見ず、ただひたすら前にある壁を見続ける。走ったキロ数や時間も見ないようにし、ただひたすら走ることに集中します。

 

はじめはいろいろな雑念が浮かんできます。最近あった嫌なこと、仕事の不安。気がつくと、視線も壁からはなれ、宙に浮いています。でも、そういうことは、一旦脇に置いておくようにします。すると、徐々に意識が集中してきます。

 

ランナーズハイ状態とも言えますが、気持ちが徐々に軽くなり、ただ走っているこの瞬間が心地よくてたまらなくなってきます。びっくりしたのが、走っているにもかかわらず、呼吸がとてもゆっくりで深くなっていること。いつまでもこの状態でいたい気持ちになってきます。

 

いつものランニングでは、「あと⚫︎キロ」ということが常に意識にあり、今走っていることそのものよりも、あと⚫︎キロ走ることに意識が向いているように思います。

でも、今日は、残りのキロ数を全く意識にいれず、ただ走ることに集中しました。結果、走っていること自体がとてもここちよく、結果的にいつもよりも多くの距離をはしることができました。

 

まとめ

マインドフルネスとは「今に集中する」ということですが、今に集中するとは、「未来にとらわれない」ということでもあると思いました。ランニングでいえば、「残り⚫︎キロ」ということ。

「未来」を意識することは、時に不安な気持ちを起こさせます。今に集中することで、心の中から不安をなくし、気持ちを前向きにすることで、結果的にいつもよりもパフォーマンスがあがることを実感できました。

この記事を書いた人

こばだい