プラハ・ウィーン旅行記(1日目プラハ編)

2024年は7月に1週間+1日の夏休みをとって、チェコのプラハと、オーストリアのウィーンに旅行に行きました。プラハではとにかくビールを飲み、ウィーンでは芸術に触れる旅でした。

その初日、プラハの旅の様子をお伝えします。

出発は成田空港から。22時半に成田発、翌朝6時にポーランドのワルシャワでトランジット。時間だけみると夜に寝て朝着く感じですが、実際には12時間のフライト。日常においては、朝が来ると「もう後1時間あればもっと寝られるのにな」とか思いますが、夜22時から朝6時の間が12時間もあるのは、時間が余分に与えられたようなお得な感覚になります。

機内食

最近は鉄道の旅が多かったためか、「飛行機の席って、こんなに狭かったたっけ」というのが久々に飛行機に乗った印象です。そして、想像以上に寝ずらい。私はどうやら寝てる時に結構身体が動くらしく、それが故に、身体が動かせないのは辛いのです。とはいえ、だんだんと慣れてきてくるものです。断続的とはいえ、12時間もあるので、それなりに寝られました。

トランジットはポーランドの首都、ワルシャワで。

パスポートチェック、検疫を通って、30分くらいで次の便の搭乗口に辿りつきました。今回は乗り継ぎ2時間なので、まだまだ時間的に余裕があります。旅のプランを組む時にトランジット時間をどれくらい取るかは悩ましいところです。次にワルシャワを使う時に参考になりました。

待っている間にお店をみてまわり、ポーランドのビールを一つ購入しました。

ここから、再度LOTポーランド航空に乗り、最初の目的地であるチェコのプラハへ向かいます。途中、窓から見える景色に山は見えず、ひたすら平野がひろがっています。

プラハ旧市街を散策

一時間ほどでプラハへ到着。空港からは、エアポート・エクスプレスというバスに乗ります。日本のエアポート・バスと違い、乗客全員分の席はありません。日本の路線バスのような感じで、チケットを買っても早く乗らないと座れません。私も座れませんでした。

30分くらいで、プラハ中央駅に到着。

今回のホテルはプラハ中央駅からすぐのところにあるここ、Falkensteiner Hotel。

綺麗で雰囲気も良く、とてもよかったです。

到着したのはまだお昼頃。ホテルに荷物を置き、身軽になってプラハ旧市街を散策します。

火薬塔。観光をしている時の現在地を把握するのに役立ちました。

旧市庁舎前広場。ここが旧市街の中心です。

15世紀につくられた天文時計

建物の様子

チェコといえばビール

チェコは国民一人当たりのビール消費量が世界一の国。ビールといえばドイツというイメージをお持ちの方も多いでしょうが、そのドイツよりもビールを飲むのがチェコなのです。ちょうどランチ時間でしたので、さっそく旅の目的の一つである、ピルスナー・ウルケルを飲みに旧市街にあるお店、Lokalへ。Lokalはプラハ市内にも複数の店舗があり、チェコ料理とピルスナー・ウルケルを楽しめるお店です。

初めていただく、本場チェコのピルスナー・ウルケル。泡がきめ細かく、泡持ちも良いです。

ビールを注文するごとに、こんな紙にチェックしていきます。かわいいですね。

続いて、入り口にある金の虎の像が有名な、ウ・ズラティーホ・ティグラへ。

入り口のドアは閉まっていて、はじめはやってないのかなと思いました。開けるのに少しの勇気と物理的な力がいります。ガチャっとドアをあけると、そこにはウルケルを注ぐタップがありました。

ここでもピルスナーウルケルを注文。事前の噂では、先ほどのLokalはキンキンに冷えていて、そちらはぬる目という話を聞いてました。そうではあるものの、その言葉からは想像するほどの温度差ではないように感じました。私には、こちらの方が苦味をしっかり感じました。

続いて、こちらも旧市街にあるウ・フレクーへ。老舗のビアホールです。

建物の中を抜けると中庭があり、何列も並んだ長いテーブルで多くの人が夕食を楽しんでいました。この開放的な雰囲気、いいですね。

ここでは、ダークラガーを注文。麦芽をローストした甘さのほか、少しの酸味もあり複雑な味わい。

中庭では、アコーディオンの生演奏もしていました。

この日最後のお店は、Restaurace Konvikt。明け方四時までやってるお店です。

店内はバイク関係のものがいろいろ置いてありました

ここでもピルスナー・ウルケルを注文。

Pilsner Beef Goulash Konviktというビーフシチュー。美味。

初日からビールを堪能することができました。他にも幾つも行きたいお店はありましたが、この日はここまで。