今の自分の存在意義って、いったい何があるんだろうか。
仕事は面白くない。日曜の夜は憂鬱。かといって、何かやりたい仕事があるわけじゃない。特技もない。打ち込める趣味があるわけじゃない。もう若いわけじゃない。
自分の存在意義ってなんだろう。
今、そんなこと感えている自分に気付く。
おっと、いかん、いかん。
自分は、存在するだけで価値のある人間です。
これを、忘れた。ただ、ここに存在し、息をしているだけで価値のある人間。何もしなくても、価値がある人間。
何かがあるから価値がある、という自己肯定では、その「何か」がなくなってしまったら、存在価値がなくなってしまう。そんな「何か」に縛られた、条件付きの存在価値は、本当の存在価値ではない。
そういえば、先日、ツナゲルアカデミーに出席した際(そのときの感想はこちら)、会場までの時間潰しで入ったコンビニでこんな本を見つけたのを思い出しました。
オチを知らずに読んだ私は、ガンとショックを受けました、
そうだよね、自分って、ここに存在するだけで、素晴らしい。
そうだった、そうだった。
ここにいて、空気を胸いっぱいに吸い込むことができる。それだけで幸せ。