コルブの経験学習モデルといういうものがあります。研修関連の仕事をしているとよく耳にする言葉です。このモデルは、研修に限らず、日常生活を豊かにすることにも応用できるなと感じたので、このことについて書きます。
コルブの経験学習とは
コルブの経験学習とはデービッド・コルブにより提案された学習モデルで以下の4つのプロセスを繰り返すことで学習が行われる、という理論です。
・具体的経験:何かを具体的に経験する
・内省的反省:経験を振り返る
・概念化・抽象化:教訓を引き出す
・能動的実験:新しい状況に適用する
研修やワークショップの設計によく利用される学習モデルです。
経験学習モデルを活用して、日々を豊かにする
これは何か勉強をするときに限らず、日々の生活を豊かにするために大切だなと思います。日々何かしら経験していることを、ただ経験したままにしておくより、このコルブの経験学習のプロセスを動かすことで、学びに変えることができるし、何より1つの経験をより多く味わうことで人生が濃く、豊かに感じられるようになると思います。
そして、日々の経験を経験学習する上で大切なのは、「言語化する」ということです。経験を振り返り、概念化するためには、経験を言語化する必要があります。言語化する過程で経験の振り返りにもなるし、言語という形に残すことで、次に活かせる形にすることができます。そして日々の経験の言語化ということに、ブログは役に立つと思います。ブログはまさに経験の言語化です。
ということで、最近更新が滞っているブログをもう少し書いて行きたいと思います。