自己アピールとは、自分を演出することではなく、自分を開示すること

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社内面談を通じ、「自己アピール」について感じたことがありました。自己アピールという言葉を聞くと、ともすると自分を過大に演出しなければならないように感じてしまいますが、ありのままの自分を隠さずに開示することが、自己アピールなのだと思いました。

自分を大きく見せることが、自己アピールではない

面談をうけていると、2つの感情が生まれます。ひとつは、自分を大きく見せようとする気持ち。もう1つは逆に自分を小さく見せようとする気持ちです。

まず、面談というと「自己アピールしないといけない」という気持ちが働いてしまいます。そして、この自己アピールという言葉が、ともすると自分を過大に演じることのように感じてしまい、「自信のないことでも、できると言わなければならないのではないか」という考えが湧いてきます。それが上手くいかないと、焦りばかりが積もってしまいます。

自分を低く見せることは、責任逃れ

逆に、自分を低く見せたい気持ちも働きます。「○○できますか?」と聞かれたようなケースです。聞かれた途端にあまり自信がない風に答えてしまいます。謙虚、といえなくもないですが、この裏には、「できないって言ったんだから、それを承知でやらせて、できなくても自分のせいではない」という、責任を逃れたい気持ちが潜んでいます。

自己アピールとは、自己開示

自己アピールとは、ありのままの自分を開示することなのだと思います。誇張もせず、萎縮もしないこと。そもそも、自分よりも過剰にできる(またはその逆)作られた自分を認めてもらっても、すぐにバレてしまいます。逆に、演じた自分でマイナスの評価を受けたら元も子もありません。大切なのは、ちゃんと開示することです。別の言い方をすれば、隠さないってことですね。

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