「何もしたくない」ときは、「何もしない」をやってみよう

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「もう何もしたくない!」と思う時があります。特に朝の眠い時は「今日はもう何もしたくない!」「今度の休みは何もしたくない!」と思うことが多いです。とは言え、平日は仕事がありますし、休日もなんだかんだで予定を入れて何かしています。

そこで、いっそのこと「何もしない」をやってみたらどうなるか、試してみました。やってみたら、面白いことに気がつきました。

まずは、「何もしない」予定を確保

スケジュールが空いているとすぐに埋めたくなってしまうので、まずは「何もしない」という予定を確保します。この日は何もしないと決めます。何ごとも、具体的な日付を決めることが大切です。

「何もしない」とはどういう過ごすのか計画する

次に「何もしない」とは、具体的にどう過ごすのかを計画します。簡単そうに思えてこれがなかなか難しい。なぜなら「週末は特に何もしなかったよ」と言っている時でも、実は色々なことをしています。何もしないと言うからには、そういう時にしてそうなことをやらないと決めます。

・テレビを見ない

・「ダラダラする」をしない

・昼寝しない

・スマホしない

・インターネットしない

・本を読まない

どれも、「何もしなかった」と言っている週末にやってそうなことです。何もしない、というからには、これらのことはしません。

そうすると、家にいてはなかなかできなそうです。ついついスマホ見たり寝たりしてしまいそうです。かと言って、外に出るにも色々と場所の制約があります。

・買い物しない

・映画見ない

・飲みに行かない

となると、お店に行くわけにも行きません。うーむ。思案の末に行き着いたのは、ここです。

ここ、どこか分かります?

都会から離れて、、、ではなく、東京都23区内。

東急田園都市線二子玉川駅から少し歩いた多摩川の河川敷です。行ってみると、なかなかいい場所でした。東京にもこんな景色が見えるところがあるんですね。

川辺に座り、「何もしない」をします。座っていると色々なことが頭に浮かんできます。これらをノートにメモしていきます。ノートにメモすらしなくていいのですが、せっかく浮かんできた考えをそのままにしておくのは勿体無いので、これは許可しました。

「何もしない」をした結果

何もしたくない、と言うのは簡単ですが、本当の意味で何もしないということは不可能です。なぜなら我々は生きているわけで、常に心臓を動かし、呼吸をしています。そして常に思考しています。

それでも今回は、なるべく何もしないように、色々なものを削っていきました。どんどん削っていった結果何をしていたかというと、「自然を感じながら、一人になって、物思いにふける」ことでした。

ここまでやって私は気付きました。私は何もしたくないのではありませんでした。「自然を感じる」「1人になる」「物思いにふける」「それをノートに書く」をやりたかったのです。そしてそれをやることで、自分の思考や感情を整理することができました。

まとめ

「何もしたくない」

というのは、

「何かしたい」

の裏返しです。本当は何かやりたいことがあって、それ以外のことは「何もしたくない」と思っているのです。そのやりたいことを、やってはいけないと思っているのかもしれませんし、取るに足らないことだと思っているかも知れません。

「やりたいことは何か」と聞かれると、何か大きなことじゃなきゃいけないとか、人様のためにならなければならないように感じます

でも、取るに足らない小さな事でもいいんです。小さなやりたいことに目を背け、見たくもないテレビを見たり、なんとなく寝ているくらいなら、取るに足らない小さなことでもやってみた方が断然いいです。やりたいことをやってみる、という感覚を積み重ねることにもなります。

ということで、「何もしない」をやってみるのはおすすめです。

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