失望するくらいなら、はじめから期待しない
喜びのあとは悲しみが来るから、喜ばない
盛り上がりのあとは、盛り下がりがくるから、盛り上がらない
無意識にこういう事を考えて、自分に制限をかけていることに、ふと気がつきました。もったいないですね。こんな思い込みは、外してしまおうと思います。
高いところから落ちたら、ダメージが大きい?
先日、朝から気分が明るい日がありました。天気が良かったからかもしれないし、金曜日だったからかも知れません。そういう日は、朝会う人にも明るく挨拶したりします。でも、そんな時にふとこんなことを考えている自分に気がつきました。
こんなにウキウキしていてはダメだ。いつも通りにならなくてはいけない。
なぜこんな考えが浮かんだのかを、よくよく考えてみました。するとウキウキしているところに、トラブルの電話が来て逆に酷く落ち込むイメージが湧いてきました。何か嫌なことが起こった時に、それまでの気分がよかったことで、より多くのダメージを受けるのを恐れたからだと思います。高いところから落ちたら、その分だけ痛い。はじめから低いところにいれば、嫌なことがあっても、ダメージは小さくて済む。そんなことを考えていることが分かりました。
嫌なことが起こる前提?
これはつまり、嫌なことが起きてダメージを受けることが前提になっています。この世は恐いもので、嫌なことは起こるものである。そう考えているということですね。思考は現実化する、といいますが、嫌なことが起こる前提でいると、実際に嫌なことが起こります。つまり、自分で望んで嫌なことを引きつけていることになります。
以前に、以下のような記事も書きました。恐い世の中は、自らが作り出した世界です。
◎記事 :思っているよりも人は優しく、現実は甘い 〜自分が優しくなれば世界も優しくなる
まとめ
仕事中にふと気づいた、「昇ったら落ちる」というイメージは手放したいと思います。むしろ世の中は、昇りのエスカレーターです。昇ったら、次々と昇っていく意識でいたいと思います。