どうして、こんなこともできないんだ!
と、仕事で失敗したときに上司から言われませんか?あるいは、人に言われなくても、自分で自分に言ってませんか?
人から言われるにしても、自分で思うにしても、とっても暗い気持ちになる一言です。
でも、これ、「どうしてだろう」なんて考える必要ないと気付きました。
「だって、できないんだから仕方ないじゃない。何か?」でいいと思います。
できなくても、やらなきゃいけないという状況になって気付いた
私はこれまで、王道とは言えない会社人生を送ってきたので、同期や後輩があたりまえにできることができなかったりします。
今までは、「どうして周りはできるのに、自分にはできないんんだろう。才能が足りないんじゃないか。努力が足りないんじゃないか。気合いが足りないんじゃないか。考えが足りないんじゃないか。」って考えてました。
でも、今年の春、ある仕事の担当が急遽職場を去り、私がその仕事をやらなければならなくなりました。
その仕事は今までの経験だけでは明らかに対処しきれず、しかし期限内に絶対にやらなければならないものでした。
すっごく憂鬱になりましたが、憂鬱になっている暇はないくらいに期限までにやらなければならないことが山積みでした。
「自分にできなくっても仕方ない。できなくても、やらなきゃならない。」
そう思った私は、片っぱしから人に聞きまくりました。
「こんなことも知らないの?」て顔をする人もいました。
そんな人には「しょうがないじゃないですか、できないんだから。でもやらなきゃいけないんです。教えてください」
と、(心で)言っていました。
この経験から、私は気付きました。
できなくってもいいんです
周りの人だって、実はみんなそうです。できることもあれば、できないこともあるのです。
仕事がよくできる人は、たまたまいい先輩に巡り合っただけです。
あるいは、たまたまそれが得意だっただけです。
今自分にできないのは、能力がないからではありません。今までの人生の道の中では、たまたまできるようになる機会がなかっただけです。
それは、私に何かが足りないからではないのです。ましてや、自分のせい、ではありません。
だから、今の自分を責めるのはやめましょう。
できなくても、やりたいことをやればいい
私の経験の場合、「やらなければならないこと」でしたが、「やりたいこと」だって当てはまります。
やりたいけど、能力がない、と思ってやってないこと。
「これ、やりたい。でもできない。誰か教えて!」でいいんですよね、きっと。