2016年も残りわずかとなりました。年の始めに「今年はこれをやりたい!」と思っていたことで、結局まだやっていないことってありますよね。旅行に行きたいけど行っていないとか、ブログを始めたいけど始めていない、などなど。
それについて、先日以下のような記事を書きました。やりたいけどやってないことというのは、結局やりたいのか、やりたくないのか、という問いかけです。
これについて、最近考えていることをお話しします。
「やりたい」と「やってない」の2つに分解する
旅行を例にとります。「旅行に行きたいけど行っていない」という事実は、1つにまとめて考えないほうがいいです。「旅行行きたいけど行っていない」と一つにして考えると、本来はやりたいことであるはずの旅行が、できてないこととして捉えられてしまいます。
できてないこととして捉えると、あまりいい気持ちがしません。なので次第に「旅行にいきたいけど行っていない」という事実を見ないようにしてしまいます。
そうすると、「やっていない」という事実を見ないようにすると同時に、「やりたい」という気持ちからも目を背けることになります。こういうことを繰り返していると、次第に「やりたいことをやろう!と言われたって、やりたいことが何だかわからないんです」という状態に陥ります。
「やりたい」という気持ちを受け止める
まずは、やりたいという気持ちを正面から受け止めましょう。たとえ行っていなくても、旅行に行きたいという気持ちが存在することを受け止めます。「でも行ってないということは、やっぱり行きたくないのではないか」などと考えないようにします。程度の大小に関わらず、行きたいという気持ちは存在するのですから、それを感じてあげましょう。
十分にその感覚を味わったら、それからはじめて「行っていない」という2つ目の事実に目を向けます。行っていない理由はいろいろとありえます。仕事を休むことに罪悪感があるとか、お金がでていくことに不安があるとか、自分にはまだ分不相応と思っているなどなどです。それらは、行きたいという気持ちとは別の話ですので、別の話として向き合いましょう。
まとめ
自分の気持ちや感情、感覚から目を背けていると、次第にそれらに対して鈍感になっていきます。感情と、それを取り巻く事実を分解し、まずはそこにある感情をそのまま感じてあげることが大切です