私は昔から感情よりも思考が優先するタイプです。「どうしたいか」よりも「どうすべきか」を優先してきました。社会人になってそのように矯正された面もあります。
そうしているとどうなるかというと、だんだんと自分の本当の気持ちがよく分からなくなります。やりたいことが何なのか、分からなくなってきます。
先週から、日常のなかで意識的に自分の感情に目を向けるようにしています。喜怒哀楽、どんな感情でもいいから、何かを感じたら記録するのです。やってみて1週間、気づいたことがあります。
仕事中に感情を感じてはならない
平日仕事をしている間は、自分でも驚くほどに感情がありません。
▼1日に記録した感情の回数はこんな感じ。アプリでカウントしてますが、たった3回。
無感情というよりむしろ、感じることに恐れをいだいていることが分かりました。なぜならば、感情に流されることで仕事の生産性が落ちるからです。仕事中は感情に左右されずに、常に一定以上の生産性を確保なければならないと思っています。
生産性を保つことを望んでいるというよりも、むしろ落ちることが怖いというほうが当てはまります。生産性が落ちると何が怖いかというと、「仕事できない人」になることが怖いのです。
どうやら、
自分は仕事できない人
油断すると、すぐにできない人になる
だから感情に振り回される訳にはいかない
という仕組みがはたらいているようです。
仕事中に感情を感じてもいい
仕事中に感情を感じてもいい。それでもちゃんと仕事できる
という前提を置いてみることにします。
感情を感じたら生産性が落ちる、という根拠はありません。むしろ、やってて楽しいとか、やりがいなどといった感情に正直になることで生産性があがるかもしれません。
日々の生活のなかで仕事している時間は多くの割合を占めます。その時間ずっと無感情でいることの方が、心身に悪い影響を与えそうです。
まとめ
仕事中は随分と感情を無視していたんだということが分かりました。そんな状況で仕事にやりがいを感じるはずはありません。
休日は自分の感情に目を向けれるようになってきているので、仕事の時間も自分に素直に過ごしていきたいと思います。