ビール用語とSE用語の共通点

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システムエンジニアとして社会人をスタートし、10年以上に渡ってSEをしていた私は、数年前に人事部に異動しました。今ではSE時代とは全く異なる仕事をしています。異動と時を同じくしてビールにハマり、ただ今深追いしているところですが、SE時代に耳慣れていた言葉が、今では使い方が随分変わったなと思います。いくつかご紹介します。

サーバー

SE時代
サービスを提供するコンピュータのこと。「サーバーが落ちる」「サーバーに接続できない」などと言う具合に使われます。

現在
ビールを提供するためのビアサーバーのこと。ちなみに、以下の写真でサーバーからビールを注いでいるのは伝説の注ぎ手、重富さんです。

IPA

SE時代
独立行政法人 情報処理推進機構(Information-technology Promotion Agency, Japan)。ITパスポート試験、情報技術者試験などを実施しています。

現在
インディア・ペールエール(India Pale Ale)。イギリス発祥のビアスタイルで、ホップ由来のアロマや苦みが特徴のビールです。

IPL

SE時代
イニシャルプログラムローダー(Initial Program Loader)。コンピュータ起動時に最初に実行されるプログラムのことです。

現在
インディア・ペールラガー(India Pale Lager)
インディア・ペールエールをラガー酵母で作ったビール。COEDOの伽羅 〜Kyara〜がIPLです。

コエドビールの伽羅

バッチ

SE時代
複数の処理を一括処理すること。オンライン処理の終わった夜間に流すことが多く、夜間バッチがエラーになると、深夜に電話がかかってきて起こされます。

現在
ビールの仕込みの単位。例えば一回の仕込みで20リットル作るなら、1バッチ20リットル、と言ったりします。

ホップ

SE時代
ネットワークで通信するとき、目的の機器まで到達するまでに経由する中間機器の数をホップ数といいます。

現在
ビールに欠かせない原料。アサ科の植物で、「カラハナソウ」(学名:フルムス・ルプルス)と呼ばれる植物です。ビールに香りや苦み、泡もちをもたらします。

以上、SE時代に使っていた言葉で、今では使い方が変わった言葉をご紹介しました。同じ言葉でも、環境が変わると意味も変わってきますね。