2024年3月の週末を使って、新潟県南魚沼市にある里山十帖に行ってきました。観光ではなく宿泊だけを目的にした一泊二日の旅。地元の食材を使った料理と温泉を味わい、ゆったりと日常をリセットする旅でした。
里山十帖へ
まずは新幹線で東京駅から越後湯沢へ。前回越後湯沢に来たときは、在来線で約4時間の旅でしたが、新幹線だとあっという間の1時間強で到着です。
ランチは越後湯沢駅から徒歩10分くらいのところにある蕎麦屋さん、しんばしへ。
こちらへの訪問は二回目。詳しくは前回行った時の記事をご覧ください。
越後湯沢の蕎麦屋”しんばし“で、へぎそば – kdsk.jp
ここから、上越線に乗って二駅、大沢駅へ。
あたりは雪景色です。大沢駅まで送迎車が来てくれます。
つきました。築150年の古民家です。
入り口は大きな扉。
玄関には大きなオブジェ。
天井は高く、豪雪に耐えるために柱が縦横に走っています。
新潟の古民家は次々と壊されているそうです。理由は寒いから。そこで里山十帖では天井、壁、床下に徹底的に断熱をしているそうです。
今回泊まるのは、このメインの建物の隣にある離れです。
部屋の中はこんな感じ。天井が高く開放感があります。
そして、露天風呂付き。部屋に露天風呂がついているとは贅沢ですね。
部屋にお風呂はあるものの、まずは大浴場へ。時間によって男湯女湯が入れ替わります。
脱衣所
お風呂は、内湯が1つと、
露天風呂が1つ。まだ雪の残る景色を見ながらのお風呂。最高です。
館内には読書コーナーもあります。ここでゆったりと読書をするのもいいですね
エントランスの上部はロフトになっており、ここでくつろぐこともできます。
夕食です。里山十帖が目指しているのは、ローカルガストロノミー。地域の風土、文化、歴史を表現した料理のことです。
まずはビール。地元新潟のクラフトビール、ライディーンビールのピルスナー。日本酒で有名な八海山を作っている会社が作っているクラフトビールです。
ここから、地元の食材をふんだんに使った料理を楽しみます。
夕食後は先程ご紹介したロフトへ。
ここではいくつかの日本酒、焼酎などを無料で飲むことができます。
地元新潟の日本酒、八海山をいただきました。
こだわりの朝食も満喫
翌朝の朝食。こちらの鍋は味噌汁です。味噌は木桶天然醸造のものを使っているそうです。
納豆に野沢菜などの古漬けを合わせた、魚沼の郷土料理、切り菜。施設内で手作りされたお漬物
こちらもそれぞれ美味しかったです
驚きだったのが卵。黄身の色がとても綺麗です
卵かけご飯
まとめ
どこも観光をせず、宿泊施設の中でゆっくりと過ごす二日間。徹底的にこだわった料理を、追いついた館内で過ごすことで、身も心もリセットされた感じがしました。