モーニングページ 〜朝コーヒーを飲みながらノートを書く習慣について

広告

私は毎朝必ずコーヒーショップやファーストフードに立ち寄り、コーヒーを飲みながら頭の中にあることをノートに書き出しています。数年間、毎日欠かさずに続けています。一般的には、「モーニングページ」と呼ばれているもので、「思考がクリアになる」「クリエイティブになる」「イライラや不安がなくなる」といった効果があります。

私は朝が弱いので、朝は頭が重く、思考が働かず、心も沈んでいます。そんな状態から抜け出すための大切な習慣です。また、性格的に自分の考えを外に出さずに溜め込んでしまう傾向があるため、自己表現の練習にもなっています。

今日はその習慣をご紹介します。

場所は目的地の近く

場所はその日の目的地の近くです。平日は会社の近くのドトールコーヒー、休日は家の近所にあるタリーズです。どこかに出かけるときは、その最寄駅の近くでコーヒーを飲めるところを探します。

目的地の近くであることには色々メリットがあります。まず、気分が切り替わってからすぐに行動を起こせます。平日であれば、「さあやるぞ」という気分のまますぐに会社に行って仕事に取りかかることができます。

電車遅延に対応できることもメリットの一つです。目的地の近くでコーヒーを飲むために、少し早めに家をでています。電車が遅延していても、その分コーヒーを飲む時間が短くなるだけで遅刻はしません。

ノートは方眼。お気に入りにノートとペンで。

ノートは色々と変えていますが、共通しているのは方眼であることです。方眼だと図もかけるし、多少罫線を無視して書いても気になりません。紙の向きを変えて書くこともできるので、ノートを横向きにして書くこともあります。

最近のお気に入りは、ツバメノートのSECTION。ページ数が少なめなので、持ち運んでも重くありません。

ペンはZEBRAのSARASAです。その名の通り、サラサラと滑るようにかけるので、書いているだけで心地よいです。ノートに書く習慣をつけるために、ノートとペンは「書きたくなるもの」であることが大切です。なので、私はノートは少し値段が高くても、気に入ったものを買っていますし、ペンも書き心地が良いものを使っています。

お気に入りの万年筆を購入するのもいいですね。ただ、平日と休日に別のカバンを使っているひとは、注意が必要です。「今日は万年筆を忘れたから、書けない」ということが無いようにする必要があります。私はそれが面倒だったので、同じペンをいくつも買って常に持ち歩いています。

書く内容は、本当になんでもいいです

何を書けばいいか分からない、という声をよく聞きます。書く内容は本当になんでもいいです。「それでも書くことがない」と思ったら、「それでも書くことがない」と書きます。それでもまだ思い浮かばければ、「それでもまだ思い浮かばない」と書いていきます。「自分は文章を書くのが苦手なのではないか、スラスラ文章がでてくる人が羨ましい」と思えば、そう書きます。これでもう3つの文章ができあがっています。これでいいんです。

そうやって、次々に頭にあることを書きだしていると、徐々に脳が回転していきます。芋ずる式に色々なことが思い浮かんできます。なんの脈略がなくても、それらを書いていきます。そうしているうちに、重かった頭はスッキリし始め、頭に血が巡っていきます。

まとめ

以上が私が毎朝やっていることです。人によっては、枕元にノートを置いて、起きてすぐに書くという人もいます。自分にあったやり方でいいと思います。

今でこそ毎日やっていますが、初めの頃は朝時間をとることがなかなかできず、1週間に1回しか書けなかったりしていました。また、筆もなかなか進まず、かなり短い文章でした。そもそも考えを書き出すこと自体に、恥ずかしさも感じていました。

今では欠かすことのできない習慣になっています。興味のかる方は、是非試してみて下さい。

関連記事



関連図書