[書評]「はたらく人のコンディショニング事典」〜明るく楽しく働くための身体づくり〜

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「はたらく人のコンディショニング事典」という本を読みました。コンディションを保つためのいろいろなノウハウが事典のように詰まっていて、働く人に限らず参考になります。

こういう本を読むと、できていないことばかりに目がいきがちですが、今意識せずにできていることを把握してそれを継続することも大切です。意識せずにしていることの大切を知っておかないと、意識せずにやめてしまうかもしれません。

今回はこの本で紹介されているノウハウの中で、自分が「できていて、続けたいこと」と、「できてなくて、改善したいこと」に分けてまとめました。

はたらく人のコンディショニング事典

できていて、続けたいこと

寝る1時間前に入浴
私は毎日必ず入浴します。どんなに疲れていても、酔っ払っていてもです。お風呂に入って身体を温め、ほぐしてあげないと眠りが浅くなり、疲れが取れないからです。

以前、明け方まで仕事をし、二時間後には起きなけばならないとうことがありました。少しでも長く寝た方がいいと思い、入浴せずに寝たのですかが、眠りが浅くて全く疲れが取れませんでした。この時以来、どんなに寝る時間が少なくなっても入浴はするようになりました。

寝る直前にストレッチ、腹式呼吸
寝る前には部屋を暗くし、ストレッチをしています。ストレッチについては、毎日やるまで習慣化できていませんが、やった日の翌日の方が身体が軽く感じられます。

また、寝る直前は布団の上で瞑想をしています。ゆっくりと腹式呼吸をし、呼吸に集中します。ポイントは、吐く息に集中することです。息を吐ききれば、自然に吸い込むことができます。これにより、気分が落ち着き、すぐに寝ることができます。

呼吸に関しては、以前読んだこの本が参考になりました。

朝食に納豆とヨーグルト
心身をリラックスさせるホルモンが「セロトニン」です。これを増やすために良いとされているのが、納豆、ヨーグルトだそうです。昔は朝食にパンを食べていましたが、最近はご飯と納豆を食べるようにしています。

できてないこと、改善したいこと

土日の寝だめ
土日に寝だめをすることは、睡眠サイクルを乱れさせます。月曜の朝がツラいのは、これが原因だそうです。

まさにこれ、やってますね。土日は12時近くまで寝ています。そして、月曜の朝はとてもツライです。朝一定の時間に起きることはボケの防止にもつながると、以前読んだ以下の本にも書いてありました。

二度寝
二度寝は、目覚めた後の残眠感につながるそうです。私の場合、目覚ましをかけてから5分間隔でスヌーズを鳴らしているにもかかわらず、1時間近く布団の中で二度寝を繰り返しています。時間がもったいないし、目覚めもよくありません。要改善です。

ビタミンB1を取る
ビタミンB1は疲労回復に効果があるそうです。エネルギーを作り出す糖代謝を助けるとともに、アルコール代謝も助けるそうです。ビタミンB1を多く含む食品は、納豆、豚肉、豆腐、そば、胚芽米とのこと。私は二日酔いが酷いので、ビタミンB1が足りてないのかもしれません。

二日酔い対策には水
アルコールの代謝には水分が使われるそうです。二日酔いは、アルコール代謝によって体内の水分が不足することが原因です。なので、お酒を飲みながら水を補給したほうが、二日酔いにならないそうです。飲み会の席ではじめから水は注文しずらいので、ペットボトル持参でいきたいと思います。

果物をとる
生野菜や果物には、食物酵素が含まれています。酵素は体の中で、消化と代謝の双方に使われます。食べたのも自体に酵素が含まれていると、消化にかかる酵素の消費を抑えることができます。その結果、代謝につかう酵素の量を増やすことができるそうです。食事のあと、デザートに果物を食べるとよさそうですね。

有酸素運動
記憶力向上には、有酸素運動がいいそうです。BDNFという、ニューロンを作るために必要な物質があり、これは血流が盛んになると放出されるためです。

まとめ

働く人に限らず、身体のコンディションを整えることはとても大切です。仕事のパフォーマンス云々という側面もありますが、もっと大事なのは、気持ちへの影響です。身体のコンディションが悪いと、心も沈んでしまいます。身体のコンディションを整えることは心を整えることにつながり、毎日を楽しく明るく気分良く過ごすことにつながります。「明るく楽しく過ごす」と聞くと、物の考え方や捉え方の話になることが多いですが、身体のコンディションを整えることも重要です。

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