グローバルコミュニケーションの難しさ

母国語の異なる人とのコミュニケーションは、やっぱり難しいなぁと感じた件です。
コミュニケーションの多くの部分は、ノンバーバル、つまり言語外の部分でおこなっていると言われています。

例えば、仕事で後輩から報告を受けるとき。

「この書類、全部読んだ?」

「はい、読みました、、、(ちょっと声のトーン小さくなる)」

言葉では読んだと言っています。メールでの報告では、読んだということで終わる会話です。
でも、相手の声のトーンが下がりました。対面でこうなると、「なんか自信なさそうだな。本当に読んだのかな?」と感じます。そして、こういうところに問題の種が潜んでいたりします。「本当に読んだ?」と再確認すると、実は読んでなかったこたがわかり、大きな問題を引き起こす前に対処できたりします。なので、私は、ノンバーバルの部分も大切にしています。 
ところが、日本語が母国語でない方とのコミュニケーションでは、このやり方がうまくいかないことがあります。

先ほどのケース

「はい、読みました、、、(ちょっと声のトーン小さくなる)」

自信なさげなのは、読んでないからではなく、読んでいるんだけど、返答としての言葉に自信がなく、結果的に声のトーンがさがった、ということが結構あること気づきました。

グローバルコミュニケーションについて、ひとつの勉強になりました。今までの自分の中の当たり前を見直すことが大事です。

この記事を書いた人

こばだい