プロフェッショナルブロガー立花岳志さんによる「立花ブログ・ブランディング塾」。6ヶ月連続講座の第5講を受講してきました。ブログを習慣化するにはどうすればいいか、読まれるブログにするために必要なことは何か、しっかり学ぶことができました。
「1行でもいいから書く」 〜習慣化のハードルを下げる〜
ブログをやる上でやってはいけないことは何でしょうか。それは、「書かないこと」です。書かない時期が続けば続くほど、考えたり感じたりしたことを文章にするという「ブログ筋力」が落ちてしまいます。筋力が落ちれば落ちるほど、書くことがつらくなります。書くことが楽しくて始めたはずのブログが、楽しくなくなってしまっては本末転倒です。
ブログを習慣化するためには、ハードルを下げることが大切です。はじめから習慣化できない高さの目標を立ててしまうと、できなかった時に自分を責めてしまいがちです。そしてやるのが辛くなってしまいます。だから、まずは「一行でも書くこと」が大切です。
「そうは言っても本当に一行でいいの?」という気持ちもありました。講座内では立花さんがブログをはじめた頃の記事を見せてもらいましたが、確かに一行しかない日もありました。また、ランニング日誌の一日目は、「今日は寝坊してランニングできませんでした」という内容でした。これでいいんですね。励みになりました。
価値観を発信する記事は、「情報8割・個性2割」にこだわらなくていい
以前の講座で、ブログの内容は「情報8割・個性2割」ということを教わりました。芸能人ならともかく、無名の人の日記を読者は見てくれません。読者にみてもらうためには、役に立つ「情報」が必要です。一方で、100%情報だけのブログも無味乾燥です。書く人の個性が伝わらなければ、情報をその人が書く理由がなくなってしまいます。だから、「情報8割・個性2割」がブログの基本です。
これについて、私は一つわからないことがありました。それは、「自分の価値観や考えをブログに書く時はどうするのか」ということです。たとえば、次のような、自分の気づきを書くような場合です。
プラスの言葉を意識的に使うことで、心軽く前向きに過ごす | わくわく冒険ライフ
こういう、自分の気づきや考え方、価値観を書いた記事って、「情報」があるのだろうか、ということが疑問でした。
でも、こういう記事の場合は、情報8割の法則にこだわらなくていいそうです。自分の考え方が誰かに新しい気づきを与えたら、それは情報となりえます。
最大の読者は、一歩後ろを歩いている人。読者が読みやすいブログを。
自分のブログの最大の読者は、自分の一歩後ろを歩いている人です。ランニングを始めようとしている人は、マラソンランナーのブログよりも、3か月前にランニングを始めて軌道に乗り始めた人のブログの方が、親近感をもって読むことができます。
だから、その人に分かるように、専門用語は解説することが大切です。分からない専門用語があると、それを調べるためにブログから別のサイトに行ってしまいます。読者にとっても親切ではないですね。かといって、すべてを説明すると読みづらくなってしまいます。一歩後ろを行く人に読みやすいレベルでの解説が必要です。
講座では他にも、一文を短くしたり、漢字を大和言葉(調査する→調べる)にしたり、適度に写真を入れるなど、文章を読みやすくするための工夫を教わりました。
まとめ
ここ最近は、ブログの更新頻度が下がっていました。原因はフェイスブックに公開シェアし始めたことだと思います。見られてることを意識するあまり、内容を良くしようとしてハードルを上げてしまっていました。良い文章を書くには、たくさんの文章を書くことが大切です。基本に戻って、質より量より更新頻度ですね。
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