海外で財布を紛失！体験談と教訓 [ドイツ旅行記番外編]

投稿日 2017年8月30日
著者こばだい
カテゴリー旅・場所

海外で財布を紛失するなど、人ごとだと思ってましたが、今回のドイツ旅行でやってしまいたした！落としたのか、スられたのかは今となっては分かりません。

紛失までの経緯

紛失したのは、ドイツ南部の都市、ミュンヘンです。昼からビールを飲み、夕方にはホフブロイハウスでマース（1リットルグラス）でビールを飲み、かなりいい感じに酔っ払った後のことです。

芸術に圧倒 / 昼からビールの2日目 [ドイツ旅行記] | kdsk.jp

売店で水を買い、その後メインストリートを歩いていたとき、ふと財布がないことに気がつきました。

もっていた財布はこれです。

abrAsus小さい財布で、人生がときめく | kdsk.jp

仰々しく鎖で繋ぐより、前ポケットに入れておけばスられないだろう、との考えからでした。

紛失してからやったこと

クレジットカードの停止
まずは、クレジットカードが不正に利用されないように、停止の手続きをします。私はJCBカードとDCカード（VISA）でしたが、両方とも海外で使える無料の電話番号があったので、公衆電話から€0.1コインを入れて電話すれば、コインは戻ってきます。

JCB紛失・盗難海外サポート｜クレジットカードなら、JCBカード

DCカード海外からのカード盗難・紛失時の連絡先｜クレジットカードなら三菱UFJニコス

緊急カードの発行
問題は手元にお金がないことです。このままだと、明日からビールが飲めません。これは大問題です。そこで、緊急カードなるものの存在を知りました。

VISAとJCBでは、海外で一次的に使える緊急クレジットカードを発行することができます。（全てのカードが該当するかは分かりません）。これを使えば、いつものクレジットカードのようにお買い物ができます。

JCB紛失・盗難海外サポート｜クレジットカードなら、JCBカード

ただ、郵送になるのですぐには手に入りません。JCBは、各国にあるJCBプラザまで取りに行く必要がある一方、VISAはホテルまで郵送してくれるとのことだったので、VISAの緊急カードを手配しました。

とはいえ、届くのは2日後です。明日のお金がない、ということは、明日のビールがない。それは困る、ということで次なる手です。

Visa Japan | Personal | Benefits & Assistance | Global Customer Assistance Services

緊急キャッシュ・リクエスト
私が持っていたVISAカードの場合、緊急でキャッシュの用立てをしてくれました。電話で申し込んでから3〜4時間で、「ウエスタンユニオン」という会社に送金されますので、滞在先にウエスタンユニオンがあれば、ここで受け取ることができます。ミュンヘンには中央駅付近にありました。

これはとても助かりました。一文無し状態から、無事に現金を手にできました。これで一安心です。

警察へ届け出

なくした場所、時間、入っていたものなどを聞かれます。所要時間は約30分。証明書を発行してくれます。クレジットカードの不正利用に対する保証などにはこの証明書が必要になる場合があるとのことです。

その後、警察で案内された遺失物センターへ。もしも誰かが届けていたら、ここにあるとのことでした。ミュンヘン中央駅から地下鉄で10分くらいのところにあります。

行っては見ましたが、やはり届いてなかったです。

得た教訓

お金とカードは複数箇所に分ける
全てのカードや現金を財布に集めるのは絶対に避けるべきですね。財布が盗まれたら何もできません。財布、ポケット、リュック、スーツケースなどのそれぞれに分散して入れておくことで、どれか盗ませても旅を継続することができます。

カードの緊急連絡先は控えておく
クレジットカードの緊急連絡先は控えておきましょう。これまで上げてきたような緊急カードやキャッシュ・リクエストも、そもそも連絡出来なければできません。

最近はホテルにwifiがあるから、ネットで調べればいい、と思うかもしれませんが、ホテルによってはwifiが遅くて使い物にならないこともあります。

不要なカードは持っていかない
持っていくカードは最低限にしましょう。普段の財布の中には何枚もクレジットカードやキャッシュカードが入っていると思いますが、それらを全てのなくしてしまったら、止めるのも一苦労です。そもそも、なんのカードが入っていたか思い出せないかも知れません。クレジットカードは1〜2枚あれば十分なはずなので、不要なカードは持っていかないようにしましょう