ビールのあれこれ 〜ラガーとエール〜

ビールを知れば、ビールがもっと美味しくなる!
ビールについて知ったことや、学んだことなどを記事にしていきます。

今回は、ビールの種類について

ラガーとエール

世に数々あるビールは、大きく3種類に分類されます。

①ラガービール

②エールビール

③自然発酵ビール

このうち、③はちょっとマイナーなので、ほとんど見かけません。

なので簡単に言うと、世の中のビールは、「ラガー」か「エール」どちらかです。

ラガービール

下面発酵酵母を使って10度前後で発酵させたビール。雑味のないスッキリした味わいのビールが多いです。

ラガーと聞くと、「キリンラガービール」を思い浮かべますが、これはあくまで商品名。日本の大手のビールは、一番搾りもスーパードライもプレモルも、ラガービール。その中のピルスナースタイルに分類されます。

クラフトビールでも、「〇〇ラガー」や「△△ピルス」という名前の商品のものは、ラガービール。

エールビール

上面発酵酵母を使って20度前後で発酵させたビール。ラガーとは逆に、雑味あり。味と香り特徴的なビールが多いです。
クラフトビールの多くはエールビール。最近では、大手も作り始めてますね。プレモルの「香るプレミアム」は、エールビールです。

ちなみに、ビールはキンキンに冷やすと美味しい、と思いがちですが、エールビールは違います。例えば、ヤッホーブルーイングのよなよなエールのサイトには、以下のように書かれています。

ぬるめの13度が飲みごろ

喉ごし命のビールと違い、エールビールは香りとコクが命。よなよなエールの香りが引き立つ温度は、少しぬるめの13℃です。

通常のキンキンは5℃くらいのですので、ぬるめと感じるくらいがおいしい温度です。

まとめ

最近はビールの種類も豊富になってきました。美味しいビールに出会ったときは、そのビールがどういう種類(スタイル)に分類されるのかが分かると、自分の好みにあったビールを探しやすくなります。

ビールの種類(スタイル)はたくさんありますが、今回はその一番大きな分類として、ラガーとエールに分かれるというお話でした。

この記事を書いた人

こばだい