あー、あんなことしなければ良かった。
あー、あれ、やっておけば良かった。
あっちにしておけば良かった。
やったこと、やらなかったこと、選択したことが、結果として良くない結果となり、後悔することは良くあります。
でも、それは本当に「良くない結果」なのでしょうか。
良くない結果など、ない
「え、何いっているの?そんなわけないじゃん」
と私も思ってましたが、最近、「よくない結果なんてない」と思えるようになりました。
「良くない」という状態は、それ単独では存在しません。良くない、というのは、「何かと比べて良くない」のです。何かと比べないと、良いも悪いもありません。
では、何と比べているのでしょうか。
右に行くべきか、左に行くべきか。迷い道で選択できるのは、片方だけです。そして、この両本の結果を比べることはできません。右に行ってみた人生と、左に行ってみた人生。この2つを並べて比較してみることは不可能です。
だから、「良くない結果」と言っている時に比べているのは、現実の結果ではなく、「もしも他の選択肢を選んだら、こういう結果になったんじゃないか」という想像の結果です。
「もしも志望の大学に行けたら、もっと楽しい人生だった」
「今の会社に入らなければ、こんな辛い思いをしなくてすんだ」
「もっと明るい性格だったら、もっと友達が多かったはず」
でも、それはあくまで想像です。現実ではありません。だから、「良い結果」「悪い結果」なんてものはありません。あくまで。自分がどう捉えるか。
だから、どうせなら、今の結果こそが「良い結果」である、と考えることにしましょう。