GOOD MEALS SHOP 二子玉川店さんの主催するイベント「ビールとグラスの関係を正しく学ぼう!」というイベントに参加してきました。グラスによってビールの味がもっと美味しくなるのだということを体験できました。
グラスは薄い方がいい
美味しいビールを飲むためには、グラスは薄い方がいいそうです。ビールをグラスに注ぐと、ビールの冷たさがグラスにうつります。このとき、グラスが薄ければ薄いほど、グラスにうつる冷たさが少ないので、ビールの冷たさが保たれるそうです。(逆の言い方をすると、グラスが薄く方が、グラスの熱がビールに伝わりにくい)
グラスを冷蔵庫で冷やすのは×
冷たいビールを飲むためによくやるのが、グラスを冷蔵庫で冷やすこと。でも、これはやめた方がいいそうです。というのも、冷蔵庫のなかにある様々な食品のにおいがグラスに移ってしまうからです。
冷たいビールを飲むためには、グラスではなくビールを冷蔵庫に入れて冷やしましょう。このとき、気をつけるのは、
・冷蔵庫の冷風を直接瓶に当てないこと
・冷蔵庫の扉部分に入れないこと
だそうです。
瓶に冷風を当てると、瓶の一部だけが冷やされることで、内部に余計な変化を与えてしまうとのこと。全体的にムラなく冷やすように、新聞紙などに包んだほうがよいそうです。
また冷蔵庫の扉部分に入れると、開け閉めの度に瓶に振動が加わってしまうので避けたほうがいいそうです。
グラスの形でここまで違う!
さて、いよいよグラスの違いによるビールの飲み比べるです。今回は、川越のブルワリーであるコエドビールさんと、グラスメーカーのシュピゲラウさんの協力でした。
まずはCOEDOのkyara。ホップの苦味がきいた、インディアペールラガーというスタイル。
これを、シュピゲラウのIPA専用グラスでいただきます。
(少し飲んでからの写真)
普通のグラスよりも、ホップの香りが豊かに立ち昇ります。
次に、COEDOの黒ビール、shikkoku。これを、シュピゲラウのスタウト専用グラスに注ぎます。
カラメルやカカオのようなローストモルトの甘味が引き立ちます。
最後に、COEDOのshiro。小麦から作ったヴィイツェン。これを、アメリカンウィートエール専用グラスでいただきます。
ヴァイツェンの特徴であるバナナのような香りが、バナナそのものを香っているくらいに豊かに立ち昇ります。
まとめ
グラスによってビールの味が変わるとは聞いてきましたが、ここまで違うとは、正直驚きました。専用グラスを全部用意するのは難しくても、薄めのグラスを1つ買って、きれいな洗浄を心がけれは、家でのビールがもっと美味しくなりそうです。