ビール好きの私が日々出会ったビールを紹介しています。
今日のビールはこちらです。
DE MOLEN「Vuur&Vlam」
ホップをたくさん使ったIPAスタイルのビールです。色は茶色。カスケードというアメリカのホップを使用しており、その特徴であるグレープフルーツのような柑橘系の香りがします。飲むとホップの苦味とともに、モルト(麦芽)由来のカラメルのような甘みもあります。苦味が特徴であるIPAの中では、全体的に優しい苦味な印象です。
デ・モーレンはオランダのブルワリーです。面白いと思ったのは、パッケージです。よく見ると、全てこのビールの説明文です。
“malts (pils,caramel)”と書いてあるので、麦芽として、ピルスナーモルトとカラメルモルトを使っているということでしょう。ピルスナーモルトは、プレモルや一番搾りのような「ピルスナー」などの淡色ビールを作るときに使われます。カラメルモルトは、ビールに香りと色をつけるために使われる麦芽で、カラメル色に焙煎されています。ビールからもカラメルのような甘い味がします。
次の行には、”hops(cascade)”と書かれています。カスケードという品種のホップを使っているようです。カスケードはアメリカの品種で、これを使うと、柑橘系の華やかな香りがするビールになります。
その他、「暗くて涼しく場所で保管」とか、「飲むときは7度が最適」など、色々とビールについて説明しています。こういうパッケージも面白いですね。
《ビール情報 》
商品名 :デ・モーレン Vuur & Vlam
原産国 :オランダ
アルコール度数 :6.2%
原材料 :麦芽・ホップ
購入した場所 :バーBodega